育児を積極的に率先し、楽しみ行う男性の事を「イクメン」と呼ぶらしい。
この「イクメン」、一見響きも良く、素晴らしい事と思われがちだがどうやら
お母さん方の見解は冷ややかなようだ。
主婦の方々にとって育児とはある意味毎日”戦争”に近いものがあるだろう。
炊事や洗濯は勿論の事、学校の事、家計の為働く方、そして子どもの悩み
に至るまで、お母さん達が身を粉にして頑張っている家庭も多い事だろう。
そこに父親がちょっと入ってきて少し育児に携わったところで、表現が悪い
かもだが「遊び」的な感覚を覚えてしまうようだ。
もちろん全く携わらない父親よりはとても素晴らしい事だとは思う。
しかし、母親から見ればちょっと携わった事を、それで本格的な育児とは
考えて欲しくは無いのだろう。
ただ、子どもを思う親の気持ちに父も母もない、大事な事は「想う」気持ち
であると思う。男性を擁護するわけではないが、やはり外に出て経済的に
家庭を守るお父さん達のストレスはとてもじゃないが書きつくせない。
これもまた毎日”戦争”なのである。
少しでも子どもと居たい、少しでも子どもを理解したい、少しでも子どもを守り
たい、そんな思いで我が「東青山小学校おやじの会」も発足しました。
家庭においてお母さん達の大変さ、先生の御苦労、そして子ども達の事が
少しでも分かる「おやじの会」、これも一つの「イクメン」であると思っています。
日本は社会的にまだまだ育児は女性という考えが根強く、実際育児休暇は
給付金制度を利用したとしても言いづらくやりづらいのが現状ですが、
出来る事からコツコツとゆっくりと社会に家庭に浸透させていく事が望ましい
のだと思います。
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